2004年 03月 20日
私は結構「作家読み」をするのですが、 本を読んでて困るのは「物故作家の新刊作品はない」ってことです。 至極当たり前なのですが、長編を読む場合の計画が立てづらいんですよね。 例えば池波正太郎 彼の作品は「散歩のとき何か食べたくなって」や「食卓の情景」、「むかしの味」などの 食べ物に関するエッセイから読み始めたわけです。 すると長編でまずハマるのは「仕掛人 藤枝梅安」シリーズなんです。 「梅安料理ごよみ」という本もありますし。 ところが「梅安」シリーズは7巻しか出てなくって、しかも最後の巻は未完。 これはフラストレーションがたまります。 次は「鬼平」に行くか「剣客商売」に行くか、はたまた「真田太平記」に行くか。 ただそれらの作品はもっと歳をとってからのほうが、初めて読んだ時の面白さが 増すような気がします。 ま、「雲霧仁佐衛門」や「侠客」などの比較的短い作品もたくさんあるので、それらを 読んでるうちに5年や10年はすぐ過ぎるでしょう。
by ShinchoNO1
| 2004-03-20 17:43
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