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2004年 03月 20日

さらに困ること

池波正太郎みたいに、作品数が多い作家はいいんですよ。
何が言いたいかって隆慶一郎!

この作家は江戸時代初期を中心に時代小説を書いてました。
作品の主な特徴は登場人物に傀儡子(くぐつ)を出すことです。
傀儡子は一言で言えば日本のジプシーであり、天皇の他には
自分への権力介入を認めない人たちです。
江戸幕府の力が大きくなるまでは、傀儡子も自由に暮らしていたのですが
幕府の支配が確立されるにつれ、支配を強要されます。

これ以上は面倒なのでデビュー作「吉原御免状」(新潮文庫・初版平成元年)
を読んでください。
昔週刊少年ジャンプに連載されていた「花の慶次」は隆慶一郎の
「一夢庵風流記」(新潮文庫・初版平成3年)を原案としています。

どの作品読んでも面白いんですが、生涯10作も出していないのが残念です。
んで、こないだ最後の長編作品「捨て童子・松平忠輝」(講談社文庫・初版1992年)を
読み終わっちゃったんですよ。読まずにとっておいたんだけど。

しかたがないことなんですが、どうにかならないもんでしょうかねぇ?
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by ShinchoNO1 | 2004-03-20 18:23 | 書評


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