2005年 11月 19日
「突飛な芸人伝」(吉川潮著・新潮文庫平成13年初版)読了。 一生懸命に破天荒で、少し哀しい17人の芸人たちの生き様を読みやすく綴っています。 私なりに強引に分類すると以下の感じです。 破滅系:月亭可朝、祝々亭舶伝 屈折した哀しさ系:川柳川柳、石倉三郎、マルセ太郎、快楽亭ブラック、ポール牧 与太郎系:柳家小三太、坂田利夫 「芸人としてしか生きられない」系:正司敏江、ショパン猪狩、月亭八方 「邪道でも自分の芸風」系:林家木久蔵、ヨネスケ、古今亭志ん駒、桂文福、桂小枝 もちろん5つの分類は大枠ですし、17人それぞれが自分の藝風を持って「どっぷり芸人」なのですが、私なりの感想です。 しかし関西の藝人には、どうして破滅系が多いんでしょうねぇ? 上記以外にも横山やすしとか、藤山寛美とか。
by ShinchoNO1
| 2005-11-19 11:32
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